お昼におジジから☎があり、急きょ「有田」に行くことになりました。
時間がない割に盛りだくさんの用件。
そりゃ無理だわ!と思いながらも道路地図と首っ引き、盛りだくさんを全部回る事にいたしました。
まずは伝統構法による木造建築物(住宅)の見学会。
うちの近くから都市高→自動車道をひた走り。長崎自動車道の東背振ICでおりて神崎麺の食事処を横目で見ながら山に向かって登っていくと…見えてきましたょ。

こんな自然いっぱいのところでも伝統構法の建物は少ないというより珍しいらしい。
そういえばまわりは在来に負けないくらいハウスメーカーの建物が多かったなぁ。
国産の木を使って住宅を造る支援事業の物件だそうです。
見学者は思いのほか若い方が多かったです。赤ちゃんを抱えた人も見学に来ていましたょ。
そうですね。呼吸する家で子どもが育つとうれしいですね。
伝統構法…釘を使わないで刻みを入れて組み上げていく構法です。
家の真ん中には240角の大黒柱がドーンと二階まで通っていました。
無節のとってもきれいな柱でしたよ。
工事名が振るっています。「森林をつくろう」
頭領に話を伺い、受付で手作りの紅白餅をいただき、中を見せていただいた後はまたまた高速で→有田へ。
有田はご存知焼き物の町。春の陶器市が有名で賑わいますが秋も捨てがたい魅力があります。
ここ数年、大掛かりではないのですが「秋の有田陶磁器まつり」を開催しています。今年は今日から25日までです。
紅葉がきれいなこの時期はゆっくり窯元さん巡りがいいですね。
何処も広い敷地に素敵なお庭。展示場もとても素敵です。
写真は「伝作窯」の展示場です。

伝作窯さんは陶器に絵付けという、有田では独特の雰囲気を持つ窯元さんです。
ご実家が耐火煉瓦をつくっておられるので磁器と陶器と絵付けが自然に作品になったのだと言っておられましたが、今日の私たちの用件はその耐火煉瓦にありました。
能古の家のストーブのまわりに白っぽい化粧っけ無しの耐火煉瓦がいいな、と思っているので。
結果、伝作窯さんと煉瓦の話も出来、ゆっくり作品を見せていただき、良い時間を過ごす事が出来ました。感謝
午後2時に出かける時には正直ほとんど無理!と思っていましたが、用件はすべて終わり、好きな器も(駆け足だけれど)見る事が出来(50%引きの蓋物をゲット)またまた高速を飛ばして7時に帰ってきましたとさ。